え?二次元ドリーム文庫じゃないの?というラノベその1

昨今のオタクブームの影響か、ライトノベル業界も随分と裾野が広くなりました。
有名どころで言えばスレイヤーズオーフェンなどの古参の名作。最近ではとある魔術の禁書目録とらドラ!などのアニメ化作品などはみなさんも良くご存知だと思います。

しかし今回のレビューでは敢えてメジャーな作品のレビューではなく、ライトノベルにおける性描写の限界に挑み続ける漢達を紹介したいと思います。



http://dash.shueisha.co.jp/feature/0506.html

ライトノベルのエロについて語るならあすか正太先生を外すわけにはいかないでしょう。
この初恋マジカルブリッツがどんな作品かというと、主人公がリリスの転生体であり女の子とエンゲージすることで強くなる、というまあ良くあるそれなんてエロゲ?ってパターンのライトノベルなのですが、あすか正太先生は一味違う。

この作品……普通にセックスします!
ライトノベルのエロと言えばまあ直前まで行っても誰かの乱入で妨げられたり、あるいは「こいつら明らかにセックスしてるだろ!」と言うシーンでも直接的な描写は省きお茶を濁すものです。
しかしこの作品ではエンゲージと言う名前を借りてセックス三昧です。
最初の方の巻では主人公も純情で、祈梨ちゃん(メインヒロイン)以外とエンゲージ(セックス)なんて出来ない!などと言っているのですが、巻が進むと段々タガが外れて行き、13巻になるとこの主人公、ロウソク責めで射精するシーンまで!
その他にも幽霊を成仏させるために手コキしたり、アルミナ(ヒロインの一人)とデートしてラブホテルに行ってソーププレイしたり……ッ!
あすか正太先生やりすぎです!もっとやれ!


というか愛撫とか射精とかそんな単語使って大丈夫なのかスーパーダッシュ




とまあこんな暴走中の初恋マジカルブリッツですがまだまだ書き足りないのでそのうち単独でレビューしたいと思います。
そんな初恋マジカルブリッツですが……この度漫画化が決定しました!
一瞬良くあるエロゲの紹介的な雰囲気でメガストアで漫画化するのか?と思ってたらウルトラジャンプで漫画化するらしいです。
まあウルトラジャンプと言えば「圧迫際よ!」とかで有名なので多分大丈夫でしょう。

とまあ初恋マジカルブリッツのレビューを行いましたがこのシリーズはかなり巻が進んでいるのでいきなり手を出すのも難しいでしょう。個人的にはせめて“ないしょのトライアングルラブ!”までは読んで欲しいのですがそこまででも結構な巻があります。

そんな大量に読むのは辛いけどとりあえずあすか正太先生の世界に触れてみたい!という人にお勧めの作品がこちら!

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200809000069

女体の神秘に目覚めた主人公、一路君が女の子の胸を揉みまくる話です。
初恋マジカルブリッツの最新刊よりは大人しめですが、とりあえずこっちを読んでみて面白かったら初恋マジカルブリッツにも手を出してみる、というのもいいかもしれません。




http://www.fujimishobo.co.jp/sp/hp/



続いてのレビューは風見周先生のひめぱら。
もうね。
この作品については紹介HPを見れば一目瞭然だと思います。
もう二次元ドリーム文庫と言うか完全にエロゲの紹介HPですよ。
しかも孕ませものですよ。
まあ内容的にはまだあすか正太先生の域には達していない……というか殺×愛で本気で泣いた身としては主人公が開き直ってセックスしまくるようになってしまうとそれはそれで忸怩たる思いがあるのですが……まあそんなぼやきは置いといて、現状では本番には及んでません。
では何故?あすか正太先生と並んでこのレビューに含めたのか?
その答えはずばり……挿絵です。

残念ながらあまりにもエロ過ぎるのでここに載せる事は出来ませんが、ぜひ本屋に行ってH+P(2)−ひめぱらの最初のカラーページを見て下さい。

触手です!
まごうことなき触手プレイです!
第二王女のレイシアが触手に犯されています!

かつて富士見ファンタジア文庫にはデビル17というこれまたはっちゃけた作品がありましたが、あの作品には15禁か18禁かは忘れましたが何かしらの年齢制限を示す帯が付いていました。
しかしこの作品にはそのような帯は見当たりません。まあデビル17は実際にセックスやらレイプやらやりまくってたので当然の処置ですが、幾ら本番まで行ってないとはいえ全年齢の本で触手プレイもどうよ?と。

その挿絵を確認したときは本気であれ?二次ドリの本買ってきた?と思わず表紙を確認しました。
こっちの方は巻が少ないので紹介HPで興味を持った方、こういったジャンルが好きな方はぜひ読んでみて下さい。